米国防長官、GSOMIA維持・ホルムズ派兵要請

就任後初の訪韓エスパー/防衛費分担金も言及観測/文「韓米同盟継続適任者」

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就任後初めて訪韓したマーク・エスパー米国防長官が、韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)の重要性を強調し、ホルムズ海峡の安全問題を取り上げて、事実上の派兵を要請した。

ムン・ジェイン大統領は9日、大統領府本館でエスパー長官と会見した。

ムン大統領はこの席で「エスパー長官が発表した韓米同盟継続適任者だと信じている」とし「韓米同盟がますます強固になっているだけに、米朝間の非核化交渉が必ず成功するように後押ししなければならない」と述べた。エスパー長官は「米朝対話が早期に再開することを期待する」と答えた。特にムン大統領とエスパー長官は韓・米・日の協力の重要性に共感を形成し、GSOMIAにも話を交わした。

大統領府の関係者は、「GSOMIAには上手く解決されなければならないという程度の共感を得たし、延長されなければならないという具体的な話は出てこなかった」と述べた。

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韓米防衛費分担金の問題も原則的なレベルで取り上げられたという観測が出ている。これに対して、大統領府関係者は「防衛費分担金の具体的な議論はなかった」と述べた。

エスパー長官はムン大統領来訪に先立ちカン・ギョンファ外交部長官と面会し、ジョン・ギョンヅ国防部長官と韓米国防長官会談を行った。会談でもGSOMIAが議論され、ホルムズ海峡派兵問題にも言及した。

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エスパー長官は「GSOMIAが韓・米・日の安全保障協力にかなり貢献している」と話したと伝えられた。米側がGSOMIA維持を希望するという立場を明らかにしたものと見ることができる。エスパー長官はまた、ホルムズ海峡の航行の自由のための国際社会の協力を強調した。国防部は「私たちの側に派兵を要請したものではない」という立場だが、国際社会の協力期待が事実上の派兵要請に解釈されることができる。

カン長官は「韓国も(海峡の防衛の)重要性を知っており、我が国民の船舶もありますので、様々な選択肢を検討している」と回答したことが分かった。

エスパー長官の訪韓を契機に、米国の防衛費分担金増額要求は一層強まるものと予想される。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ